鼻の毛穴にファンデーションが溜まってしまう
顔のパーツの中でも、特におでこから鼻にかけてのTゾーンは皮脂が多く分泌される部分です。Tゾーンでも、小鼻に関しては顔の構造上シワが寄りやすい場所ですので、より一層皮脂や汚れが溜まりやすいのです。
普段、毛穴の黒ずみが気になりやすいのも、Tゾーンや鼻の周り肌の乾燥が原因で、毛穴から皮脂分泌を促進させている可能性があります。
乾燥する原因は大きく3つあります
まず、化粧水が足りなくて乳液で保湿している、または乳液が足りないために化粧水が蒸発してしまっている、この2点が考えられます。
対策としては、保湿はできるだけ多くの水分量を角質層に浸透させ、それを乳液で包み込むようなイメージで油分を控えたスキンケアを心掛けましょう。
そして、もうひとつ考えられるのは紫外線による乾燥です。鼻の周りはもともと汗をかきやすく、日焼け止めを分厚く塗りすぎただけでもファンデーションは崩れやすくなります。特に、鼻や頬骨に関しては顔の中でも日に当たりやすい部分ですので、汗をかきやすく乾燥もしやすいです。
日焼け止めに関しては、汗で落ちてしまうことは当たり前の事ですので、化粧直しをするほかありません。常に綿棒と乳液は携帯しやすい形で持ち歩きましょう。
化粧直しは綿棒に乳液を付けておでこや小鼻に馴染ませると、ファンデーションごと落とせます。これをティッシュなどでふき取ったら、部分的にミストスプレーで保湿し、コンシーラーとパウダーで部分的に直して完成です。お昼休みのタイミングなどにできる方は、ぜひ試してみて下さいね。
そして、日に焼けた時の朝晩のスキンケア対策として、次の方法を毎日続けてみて下さい。
日焼けのスキンケア対策にはコレ!
100円ショップでも手軽に手に入る、大判のコットンに化粧水をひたひたに染み込ませ、いつもファンデーションが崩れやすい部分や鼻の上において待ちます。日焼けが気になった時は、シートマスクの形状をしたにローションパック用の圧縮マスクを使うと良いですよ。
紫外線は自宅にいても入ってくるといいますので、外出された夜は欠かさずにパックしても、やりすぎではありません。
コットンパックの際に使用する化粧水は、日焼けした肌の炎症を抑えたい時には「グリチルリチン酸ジカリウム」が有効成分として配合されているアイテムを使うと、熱をもったお肌を沈め、後の乳液による保湿力を高める効果が期待できます。
ほかにも、ハーブエキス、生薬エキス配合の化粧水を使っても良いですよ。ハーブの香りでアロマ効果もあり、リラックスできます。
コットンの表面がそろそろ乾き始めてきたらパックをはがして顔全体に化粧水を塗り、その後は乳液を塗ってスキンケアは完成です。
毎日のケアとして取り組めば、ファンデーションの崩れや毛穴の黒ずみが少しずつ気にならなくなってきますよ。